施工ブログは業務のちょっとしたお話などを週イチペースを目標に不定期に配信する予定ですがなかな手が回っていません。
さて、今回は「塗料の希釈による経年の光沢の変化」を試験した結果をお話します。
結論:よくわかんない。
そもそも独自の検査結果はサービスに反映し、独自の強みとする必要があるので結果は公開されません。ここに検査結果が公表されるということは取るに足らない検査結果であったか、または意味がなかったものと言うことです。
よってこの記事を読む意味もあまりありません。
今回の試験はベニヤに下塗りを行い、希釈率10%の塗料と無希釈の塗料とにそれぞれ分けて2回塗りを行い1年の経過観察を行ったものです。
使用する塗料はファインパーフェクトトップです。
過酷な情況にさらされる屋根に設置しました。

番号1は基材(塗装対象物)の劣化が少ないことを想定した下地情況で10%希釈率の塗料を2回塗りつけたもの、番号2は基材劣化が進行した想定で10%希釈の塗料を2回塗りつけたものです。
比較として、番号3は基材の劣化が少ない情況想定下で無希釈塗料を塗りつけ、番号4は基材劣化が進行したとの想定下で無希釈塗料を2回塗りつけました。
結果として光沢や色相などの違いが見受けられませんでした。

そもそもどういった理由でこの実験を行ったのか不明です。
過希釈塗料との比較(たとえば10%ではなくて20%希釈)ならまだしも、良好な希釈率と無希釈との比較を検査しても、違いが出ると思われる経過年数は5年以上を予定しなければならない。短期で検査結果を求めるなら20%と無希釈の比較、あるいは1回塗りと2回塗りとの比較などいくらでもあった。
可愛そうな試験板。アホな試験をしてしまってごめんなさい。
この記事掲載によってこの試験板が成仏してくれますように。
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